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さらば愛しのモレスキン。こんにちわダイスキン。

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ダイスキンを購入した



Moleskine
Copyright © 2006 MOLESKINE darkchild69, on Flickr


100円ショップの「ダイソー」に行って、いわゆる「ダイスキン」を買ってきた。
売り場がわからなかったので、店員さんに「ダイスキンはありますか?」
と聞いたら、「ハア~?」と変な顔をされた。
どうやら、ダイスキンとは言わないらしい。
「あのー。バンドのついた手帳なんですけど」と言ったら、
「あっ。わかりました。こちらですか?」といって
売り場まで案内してくれた。

正式名称は、「カラーレザー風手帳」というのだそうだ。
決して「ダイスキン」ではありません。
ダイスキンという名前は、ネットユーザが勝手につけた「あだ名」
であります。

そもそも、ダイソーは「モレスキン」のことなど意識していないのかも
しれません。「ダイスキン」などと、あたかもモレスキンを真似したかの
ごとく言われるのは、心外かもしれないのです。
ダイソーは、昔バンド付きの手帳があったことを思い出し、その復刻版を
作っただけのことなのです。
そして、適正価格で売り出したのです。

(たまたま、先にモレスキン社が似たようなものを作っていただけなのかも
しれないのです)

ダイスキンを使ってみた


あいにく、売り場には黒の手帳が無かった。
あったのは赤と黄色の手帳である。本当は黒が欲しかったのだが、
価格が100円でもあるし、何冊あっても困ることは無いので、
今回は黄色のB6版の手帳を買うことにした。


ダイスキンの表紙


ダイスキンの見開き


Color leather type notebook(訳:カラーレーザー風手帳)
with elastic bando-Ruled 72sheets(ゴムバンドつき罫紙72枚)
裏には、made in china と書いてある。

万年筆で書いてみる。
鉛筆で書いてみる。
ボールペンで書いてみる。
開いてみる、開いたページを押してみる。
また閉じてみる。

宜しい。文句なし。これは使える。
実用には十分な、品質と使い勝手である。
さっそく、小1時間ほど書き物をする。

ダイスキンユーザーに転向する決心をした


使用してから1時間。私はダイスキンユーザーに転向する決心をした。

モレスキンは、確かに良かった。
ピカソも使っていた。ゴッホも使っていた。ヘミングウェイも使っていた。
猫も杓子も使っていたかもしれない。
だけど冷静になって考えると、彼らは1800円もの高級手帳を使っていたのだろうか?

青の時代のピカソは青い絵の具しか買えないほどの極貧だったし、
ゴッホに於いては1枚の絵も売れず、弟に金を無心している状態だった。
そんな生活状況で、青い絵の具だけじゃなく、黄色も赤い絵の具も一緒に
買えちゃうような値札のついた手帳を使っていたとは思えないのだ。

そう、すくなくとも価格帯でいえば、ピカソも、ゴッホもヘミングウェイも
(おそらくヘミングウェイなら、手帳よりも、うまい酒と猫の餌のほうに金を使うと
筆者は勝手に思い込んでいるのだが)数百円程度の手帳を使っていたに違いなく、
そういう意味では、モレスキン社の言う昔の芸術家たちが愛した手帳の復活という物語は、
ダイソー社が価格もろとも真に実現してくれた事になるのだ。

製品には物語が必要だが、適正価格も必要だ


Wikipediaにはこうある。

モレスキン社の誕生は1997年。
副社長のマリア・ゴンディは「製品には”物語”があることが重要である」とし、
ゴッホやピカソらが使っていたものに似せたノートを売り出すことを思いつき、
高価なノートをマスメディアの広告を使用せずに、最近5年では平均26%の売上を記録し、
年間1300万冊(2010年)売り上げている。

                 「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」「モレスキン」
                 (最終更新 2013年5月17日 (金) 02:58)   より引用。


確かに、人々は手帳を買ったというより物語と夢を買ったのだ。
この手帳を使うことにより、自分にもゴッホやピカソのような破壊的、革命的な独自性が
備わると錯覚したいのだ。
ところが、普通人の悲しさ。普通に手帳を使うだけでは独創的な発想は出てこない。
高価な手帳を使えば天才と同じ事ができるのなら、世の中は天才で溢れているはずだ。

そこで、あの手この手の「モレスキンの効果的な使い方」という記事や本、動画がまた商売
になる。最近はとうとうOLが選ぶ「モテる」手帳のNo.1がモレスキンであり、その理由は
 

・「社長や役員も使っているので、『デキル人の持ち物』という
   という認識が私の中ででき上がっている」。(30歳・人事)

 ・「少々値段が張っても、良いものを持つのは向上心がある証拠。
   少し背伸びしている姿に好感が持てる」(33歳・Webデザイナー)

 ・「モレスキンを使っていると聞いただけで、この人はステキだと思う」
                     (29歳・Webディレクター)
                  WebR25 OLが選ぶ「モテる」手帳はコレだ! 2013.03.04


ということだそうだ。

ここまでくると、モレスキン社の物語戦略は見事に成功していて、その魔法に踊らされている
ユーザであるサラリーマンや、OLが何ともユーモラスに思えてくる。

モレスキンユーザーは、今こそ冷静に考えるべきだろう。

モレスキンの物語を買うのはいいが、同じ物語が、むしろダイスキンのほうにこそ
より良く当てはまるということを。
また、天才が使ったノートがたまたまモレスキンのようなノートだっただけで、
モレスキンを使ったから、天才になったわけでは無いということを。
モレスキンのために作られたノウハウ本、記事、動画はほとんどダイスキンにも
適用されるということを。
そして、ダイスキンはモレスキンの物語をそのまま引き継いで、圧倒的に買いやすい
ということを。

手帳は見栄えより使い方が大事


当たり前のことだが、手帳はどういう手帳を使っているかではなく、どのように
手帳を使っているかが大事だ。
余計なお世話と言われそうだが、OLの方々には気になる彼の手帳が何かよりも、手帳を
どのように使っているかを気にすることをお勧めする。
想像力に溢れた人間の手帳は、どんどん書き込まれて使いつぶされそうに見えるが、
飾りとして持っているだけの高価な手帳は、いつまでも新品のようにきれいだ。
どのような手帳であれ、使いこまれる手帳にこそ意味があり、飾りとしての手帳は
ただ、そこにあるだけの物でしかないのだ。



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