Lamyサファリを粋に使いこなす3つの方法 その2(コンバーター) - Webのるて

スポンサーサイト

スポンサーリンク
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Lamyサファリを粋に使いこなす3つの方法 その2(コンバーター)

スポンサーリンク

インクの出を良くする技をもとめて



Photo by MASKRAT PLANNER
Copyright © 2012Photo by MASKRAT PLANNER, on Flickr


Lamyサファリのペン先を傷めてしまった私は、ペン先が交換できることを
知るまでに、インクの出の悪くなった愛用のサファリを抱えて、文房具屋の
梯子をした。

その日、郊外の文具ショップに入って、暇そうな店員さんをつかまえて、
Lamyサファリの症状や、こうなった経緯や、ペンクリニックでも直らなかった
ことなどを話すと、店員さんはこういった。

店員:「それなら、保障は出来ないですけど、インクを変えてみるという
    方法も有りますよ」
私 :「というと?」
店員:「Lamyサファリのインクは顔料系のインクなので、比較的
    粘性が強くってインクフローが悪いんですよ。
    それで、染料系のインクに取り替えてみると、インクフローが
    良くなる場合もあるんです。」

そして、私が現在に至るまで愛用することになる、赤い頭巾を被った小さな
アイテムを持ってきた。なにやら、只者ではなさそうだ。

インクコンバーターというパワーアイテムをゲットした


その名を"インクコンバーター"という。

converter2.png


店員:「これをカートリッジの代わりに使うんです」
   「こう、赤いところをくるくる回すと、スポイトの原理で
    インク瓶からインクが吸いあがる。」
私 :「ホ~ウ。」
店員:「例えば、ラミーのインクの代わりに、比較的インクフローが
    良いといわれている、染料系のインクのPILOTなんかを入れてみると、
    インクの出が改善されるかもしれない」
私 :「フ~ム。」
店員:「他のメーカーのインクを使うのはペン先に悪いとか
    言う人もいますけど、結構みなさんやってますよ。」
私 :「ムムム、ムム。」
   「PILOTのインク△△円とコンバーター○○円合わせて、◇◇円になりますけど。」

藁にもすがる思いであった私は、その場で購入してしまった。

インク補充方式についての取りまとめ


万年筆のインク補充方式は、カートリッジ式、コンバータ式、吸入式、
インキ止式の4種類がある。

一般に知れ渡っているのはカートリッジ式とコンバータ式の2種類だが、
吸入式という、万年筆が考案された当初からある方式を採用しているタイプと、
今は数少ないが、インキ止式というスポイトを使ってインクを入れる方式がある。

吸入式というのは、万年筆本体にインク吸入機構を内臓しているものを指して
尻軸を回転させることでインクを内部に取り込むものを言う。

Lamyでいうなら、Lamy2000なんかが、このピストン吸入式という方式で
インクを吸い上げるのだが、コンバータ式よりも多くのインクを吸いあげる
ことが出来る。

ただこの方式は、吸入機構が古くなったり、故障したりしたときに万年筆ごと
修理に出さなければならないという難点がある。

この難点を克服したのが、着脱式インク吸入器を付けた、いわゆるコンバーター式だ。
この方式は、カートリッジ式と万年筆のインク充填部を共有できるため、簡単に交換できる。

だから、最近はコストの点からもコンバータ式が多く作られるようになってきている。

吸入式、インキ止式は、比較的高価な万年筆に採用されていることが多いが、
インキ止式は数が少なくなってきていて、あまりお目にかからなくなっているようだ。

いちおう、話の種にインキ止式の記事にリンクを貼っておくことにする。

⇒コラム パイロット社製インキ止め式万年筆の操作方法
⇒インク止め式万年筆の構造
⇒万年筆インプレ広場



はじめてのコンバータを使ってみる


新しいアイテムをゲットして、初めての装着である。

あわてずに、手順を踏むことにする。

1)Lamyサファリから、今ついているカートリッジを取り外す。
2)新アイテムのコンバータをカートリッジがあったところに取り付ける。
3)コップに水を入れ、万年筆のペン先をドボッツと水に付ける。
4)コンバータの赤い部分を左右にネジりまわして、水を吸い上げたり吐き出したりする。
  すると、今まで使っていたインクがペン先から出てくるので、水がインクの色で染まってくる。
5)この操作を、水の色が変わらなくなるまで繰り返す。
6)ペン先がきれいに洗浄できたら、タオルでよく拭く。
7)今度は、水ではなくPILOTのインク瓶をおもむろに開け、ペン先をその中に浸す。
8)インクを吸い上げる。ちゃんと上まで充填されたならOKだが、充填不十分と感じたら、
  再度インクを吐き出して、再充填する。
9)充填完了後、万年筆をインク瓶から取り出す。
10)ペン先をディッシュペーパーで拭き、余分なインクを取り除く。


さて、書いてみると、確かにインクの出はよくなった気がする。
筆先に少し力を加えると、ペン先を傷める前とさほど変わらぬ程度には
インクが乗るようだ。

「コンバータと、PILOTのインクであるか!。でかしたぞ!赤影」
と思わず快哉をあげたのであった。

その日から、私のコンバータには「赤影」という名前が付いている。

自家製インクコンバータを作ってみた


赤影(コンバータ)を手に入れて数日後、フト思いついた。

「つまりは、PILOTのインクをラミーの空になったカートリッジに入れれば、
同じことではないか?」

思い立ったが吉日である。早速やってみた。
インク用注射器

写真の注射器は、100円ショップのダイソーで化粧水の入れ替え用として
売っているものである。「化粧品用スポイド」という。100円である。

もう一つは、空になったカートリッジである。

手順はこうだ。


1)スポイドをPILOTのインク瓶に差込み、インクを1.5CCほど吸い込む。
2)インクの入ったスポイドを、カートリッジに差込み静かにインクを注入する。
3)カートリッジが一杯になったら、残りはインク瓶に戻す。
4)使い終わった注射器は、水の入ったコップに付けて、良く水洗いする。


カートリッジにインクを充填して、Lamyサファリに装着し、書いてみた。

結果は、成功である。何のことは無かった。これで十分使えるのだ。

この方法を発見後、ネットを捜していたら同じ事を考えている方がいらっしゃった。
参考記事⇒Lamy Pen Tutorial

もし、この方法を試してみたくて、近くにダイソーがなく、
購入するにも交通費が往復で1000円ほどかかるなどという私のような
境遇の方なら、ネットでも、300円ほどで3本購入できる。



インクコンバータの使い方



インクコンバータの使い方ビデオも最近youtubeに出ている。
一つは、コンバータのマニュアルに書いてある通りの、万年筆にコンバータを
装着した後、インクを吸い上げる方式。



もう一つは、インクコンバータを直接インク瓶に入れて吸い上げる方式である。
インク瓶のインクが少なくなると、この後者の方法を取らざるを得なくなるのだが、
ならば、最初からコンバータを瓶に入れても同じだろうということだ。
確かにそうだ。




関連記事1:ラミー/サファリ(lamy/safari)の万年筆の書き味がとても素晴らしいという話。
関連記事2:Lamyサファリを粋に使いこなす3つの方法 その1-ペン先(ニブ:nib)交換
関連記事3:Lamyサファリを粋に使いこなす3つの方法 その3-ペン先(インクを極める)交換

スポンサーリンク

スポンサーリンク

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
コメント
非公開コメント

トラックバック

http://nemurusyura.blog46.fc2.com/tb.php/182-280b0305

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。