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Lamyサファリを粋に使いこなす3つの方法 その3(インクを極める)

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万年筆のインク情報は広大で、茫漠としていて、奥が深い



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photo by mendhak


私が最初に使ったインクは、Lamy Blueだが、現在はPILOT BLUEを
使っている。それで特に問題は無いのだが、TPOに合わせて好みの
色を使い分けようと企んだのが運のつき。広くて深いインクの森に
迷い込んでしまった。
調べれば調べるほど、良く分からなくなるのがこの世界である。
噂話や伝え聞きや、ネット上のちょっとした体験談やらを頼りに、
インク情報を収集して、途方にくれている現状である。だから、
タイトルは、「インクを極められばいいな」とするのが本当は
穏当なのだ。

公文書に必須のブルーブラック(BB)という色


万年筆ユーザになって初めて、ブルーブラックという色の存在を知った。
名前から、青味がかった黒だろうと想像していたが、本来の意味は異なり
最初は青色で、時間がたつと黒く変色する色。という意味を持つヨーダ。
このBBは、鉄を成分として含んでいる。だから紙に書かれた後、酸化が進むと
黒く変色して固着する。水に強く、年月に耐える特徴があることから、公文書
に用いられるインクとして、このBBが指定されている。

現在、この鉄分を含んだBBを作っているのは、モンブラン、ラミー(※)、ペリカン、
プラチナ、ローラー&クライナーの5社のみである。プラチナを除いてすべて
ドイツメーカーというのが面白い。

このBBだが、深い話をするとメーカーによって、カートリッジとインクボトル
で成分が違っていたり、鉄分を含んでいないBBもあったりするので、昔からの
鉄分入りを古典BB、それ以外を単なるBBと称するヨーダ。

もっと深い話は、ネット上の師匠がたにお願いしよう。

H23.10.22 ラミーに関しては、最近染料インクに切り替わったという情報がある。
(LAMYのボトルのブルーブラックが古典じゃなくなっていた件)


参考サイト:
⇒「モレスキンでも裏抜けしない万年筆のインク」を教えてもらいました!
⇒桃栗三年柿八年:【万年筆】古典ブルーブラック総当たり
⇒【Moleskine】ブルーブラックじゃない古典インク
⇒趣味と物欲
⇒中屋万年筆

インクを混ぜて好みのカラーを作る試み


インクをPILOTに代えて、うまくいった経験をよいことに、染料系のインクを
水彩絵の具を混色するように使って、自分オリジナルカラーを作ってみたら
面白いのではないかと思い、いろいろ調べた。

すると、インクには強酸性から、強アルカリ性までいろいろなPH値をもつものが
あり、表面張力を得るためにグリースを混在したり、色の成分にしても炭素系あり
鉄をふくむものあり、といろいろな情報が出てきて混乱してしまった。

こうなると、インクは化学薬品であって、下手に混合すると不思議な煙がでてきて
魔人が現れたり、未来や過去に飛んで行ってしまったり、爆発したりなんて事が
おきるのではないかと勘ぐってしまう。

では、どのインクがどういう成分で構成されていて、PHはいくつで、粘度はいくつで
という資料が、メーカーから出ているかというと、そのようなものは見当たらない。

代わりに、ユーザの研究会が立ち上がっていて、熱心に議論されていたりするのだ。
フト、中世の貴族が錬金術に凝った様子を思い浮かべてしまった。

さてどうしたものか、と途方に暮れかかったところ、プラチナから出ている混色用の
セット「万年筆用インクMixFree」を発見した。

これならば、一応メーカー保障つきで、混ぜても変なものは出てこないだろう。

Pen houseでは、「プライベートリザーブ」のインクも、混色が可能と書いてある。

メーカー側で混色可能と言っているので、一応変なものは出てこないだろうが、PH値とか
粘度とかの数値は出ていないので、あくまで実際に万年筆に注入してみて、インクフロー
の状態なり、書き味なりを検証しなければならない。

そこまで、ブログで公表している方はいるのだろうか。たぶん探せばきっといるだろうな。

カートリッジとボトルインクの1ccあたり価格の比較


インクもたくさん使うようになると、値段のことがが気になってくる。
「趣味サイド」というサイトでは、主要メーカーの1cc当たりの価格比較が読めて興味深い。

たとえば、Lamyの場合は、カートリッジが1cc当たり75.6円なのに対し、ボトルで買うと
23.1円/ccとなり、カートリッジの1/3価格になる。

これが私のように、パイロットのボトルインクを使うようにすると、14円/ccになるので、
ラミーのカートリッジと比べると5.4倍もお得ということになる。
ちなみに、一番安いのはセーラーの12.6円/ccだ。

こちらのサイトで読める。
Vol.092/■文具■徹底比較!ボトルインク&カートリッジインク【価格編】


その他、今後の学習用情報



アメリカには、販売されているインク全てについてのサンプルとPHを記した本が
あるらしく、こちらで買える。
Fountain Pen Ink Sampler, 1999 160 different ink swashes! Signed and dated April 21, 1999 (1 avail) $30

この本の一部のサンプルページが、こちらのサイトに載っている。
Fountain Pen Ink Sampler & Ink Journal Format

むこうのpenに関する本はっこちらにもある
Books About Pen's

色々なメーカーの色サンプルと、カラーテストをレポートしている
サイトが有る。ここは、独自のペンクリーナーとかも売っていて
ラミーの日本では売っていないカラーボトルも売っている。

The Goulet Pen Company


オープンソースインクプロジェクトというものがある。インクを自分たちで
作り、粘度を調整するためにグリースをどれくらい入れるとか、レシピ
をオープンにして、情報交換しようというプロジェクトだ。
Open Source Ink Project
この方たちは、まさに現在の錬金術師を思わせる。

各メーカのインクとPHを列挙しているサイトがある。

Fundamentals of Fountain Pens and Inks

Glenn's Pens INK REVIEWS

日本では、雑誌でPHと粘度について特集した記事があった。
「趣味の文具箱11 (エイムック 1579)」だが、バックナンバーは
売り切れで、古本購入は高くなりそうだが、国立国会図書館や
各地方図書館にも結構置いてある有名雑誌だ。
ちなみに、北海道では滝川市立図書館と帯広市立図書館に置いてある。



趣味の文具箱11 (エイムック 1579)

趣味の文具箱編集部 エイ出版社 2008-07-28
売り上げランキング : 182108
by ヨメレバ



万年筆専門店フルハルターさんのサイトで、インク研究会を開いており、参考になるというか、
スゴイというか、深くも怪しげな世界というか、筆者の愛読サイト。
インク研究会(万年筆専門店フルハルター)

こちらは、全般的に勉強になる。
万年筆評価の部屋

以上。探検はまだまだ続く。

関連記事1:ラミー/サファリ(lamy/safari)の万年筆の書き味がとても素晴らしいという話。
関連記事2:Lamyサファリを粋に使いこなす3つの方法 その1-ペン先(ニブ:nib)交換
関連記事3:Lamyサファリを粋に使いこなす3つの方法 その2(コンバーター)

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