ミュゾットの館(リルケの晩年の隠れ家)について調べたこと-その1 - Webのるて

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ミュゾットの館(リルケの晩年の隠れ家)について調べたこと-その1

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ミュゾットの館のある町のWebサイトに情報があった


Muzot
Copyright © 2012 ,Muzot By Patrick Chartrain on Flickr

ミュゾットの館について、新しい情報があったので記録しておく。
(今回はリルケとスイスに関心のある方のための記事です。)

ミュゾットの館があるスイス、ヴァレー州、シエレのVeyras(ヴェラ)
という町の地方紙に、2008年8月6日(水曜日)に掲載された記事が
見つかったので、要約を書いておく。

タイトルがふるっている。

禁じられた場所



http://www.veyras.ch/veyras.php?commune&valais=muzot-hante-jeune-femme
ライナー・マリア・リルケの晩年の棲み家(最後の遺産)は一般に
公開されていない。
写真撮影も許可されない中、ベールに包まれた訪問をしたとある。

写真の人物は、「スイスの遺産と景観の保護財団」のライムンド・
ロデワルド氏で、その横には、「ミュゾットの館は夫と二人の
求婚者を失った若い女性に悩まされている」(つまり幽霊が出る)
と書いてある。

はじめに、ミュゾットの館を1921年にヴェルナー財団のヴェルナー・
ラインハルト氏が購入した後、リルケに無償で貸し与え、ここで
「ドゥイノの悲歌」や「オルフォィスのソネット」や「ヴァレーの
4行詩」などが生まれたことなどが書いてあり、その次に一般公開
されない理由が書いてある。

リルケの死後、ファンの巡礼が始まった


リルケの死後、彼のファンのミュゾットの館への巡礼が始まったが、
館においてある小物や本、オブジェクトなど、リルケの遺産を持ち
去って一緒に出国する者たちを防ぐことができず、ラインハルトとその
近親者のみにミュゾットを訪問する特権を与えることにした。とある。

(なんともはや.....。言葉も無い。泥棒というか、転売目的の
不届き者なのだろうが、ファンでもなんでもない輩がどの時代にも、
どこの場所にも現れるのだ)

ここでは時間が停止している


我々は、ヴィヴィアン・レディング大臣の訪問の機会に同行してツアーに参加した。
案内役は「スイスの遺産と景観の保護財団」のライムンド・ロデワルド氏である。

家具、絵画や書籍は詩人の死から、その位置を変更していない。
ただ、ドレッサーの上に置かれた携帯電話だけが、私たちを現在に引き戻す。

すべてはリルケの生前の姿のまま保存されている。

芸術家にとても尊いヒントを与えた窓とその中の風景。
小さな礼拝堂、ダイニングルーム、リビングルーム、ゲストルーム、
リルケの部屋、彼のオフィスと彼の立ち机は、詩句が書ける(詩句を歓迎する)
準備ができていて...。

ミュゾットの館にまつわる逸話


ライムンド・ロデワルド氏は、館にまつわるエピソードを披露した。
まず、バルコニーに出てはいけない。そこは、それほど頑強には出来ていない。
リルケも当初、バルコニーを大工さんにチェックしてもらったが、職人の体重を
支えきれない作りだった。

また、ミュゾットの館に伝わる昔話を披露した。
それはイザベルという若い婦人の話だが、戦争で御主人をなくし、その後に二人の
求婚者が現れたが、結婚をかけての決闘によって二人とも傷を負い亡くなってしまった。
そのことにショックを受けたイザベラは、とうとう気が狂い、冬に薄着で墓場に出かけ、
そこで凍死した。それ以来、ミュゾットにはイザベラの霊が現れるのだ。

リルケはその話を聞いて、イザベラの邪魔をしてはいけないので、自分を葬る
ときは、イザベラの埋葬された墓地は止めてくれるようにと云ったという。

手つかずの美しさ


詩人にとってミュゾットの館が窮屈だという懸念はあるが、バルコニーやテラスや庭は
館に魅力をつけ加えている。

うれしいことに、ラインハルトは財を惜しまずに周囲の土地を取得し、景観の美しさを
維持した。また、まわり道に値するリルケの愛した聖アンヌ(または聖アグネス)教会の
美しい礼拝堂もある。

扉が閉じられていても窓から覗き見することは許されない。
要求があれば、自治体はこの教会を利用できる。(または自治体に申請して利用できる)

といった、内容である。フランス語は不得手といより、殆どやったことが無いが
何とか意味だけは取れたような気がする。

とりあえず、同好の志の参考になれば幸いである。

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